【医師監修】ヘルスケア記事ライターが伝えたい『医師監修の重要性』

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2024.10.02

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医療・ヘルスケアコンテンツの信頼性の向上や、GoogleのSEO対策の観点から大きな注目を集めている医師監修。医師監修をオンラインで完結できるメディコレWEBには、日々多くのコンテンツ監修の依頼が届いています。

これまでメディコレNEWSでは、メディコレWEBの利用者の目線として「メディコレWEBによる医師監修とは?創業20年超の凄腕SEO会社が感じた魅力」、医師監修を担当する医師の目線として「【医師監修】コンテンツ監修医師が伝えるクオリティ向上のための「4つのアドバイス」」を公開してきました。

今回の記事では、コンテンツを制作するライターの目線から医師監修の重要性を紹介していきます。お話を伺ったのは、メディコレWEBの医師監修を活用した記事制作の経験がある、ライターの一坊寺さんです。

医療・ヘルスケアをメインに記事制作をするライターが考える医師監修の重要性

ライターとして活動を始めたきっかけはSNS投稿

――本日はお時間いただきありがとうございます。今回の記事では、医療・ヘルスケア記事を制作する際に、医師監修がどのような場面で必要になるのか伺わせていただきます。一坊寺さんは、どのような経緯でライターのキャリアを歩み始めたのでしょうか?

一坊寺さん ライターとして活動をスタートしたのは2019年ごろです。当時は、第二子を出産した後のタイミングで、自宅でできる仕事を探していました。その時に偶然みたSNS投稿で会社に行かなくても出来る仕事があると知って、クラウドワークスに登録してみました。そこで初めて、記事を書いて報酬が出る案件があることがわかり、ライターにチャレンジしてみたんです。子育て中心の生活をしていた私が、記事を書いて報酬をいただくことにやりがいを感じましたね。

――記事のジャンルは当時から医療・ヘルスケアに関するものでしたか?

一坊寺さん ライターを始めた頃は、誰でも書ける生活寄りの記事、特に子育て関連の記事を書いていました。実際に子育て中の体験談などが活用できましたので、取り組みやすいと思いました。ただ、私の得意分野や、もっと世の中にプラスになることを書きたいと思い、前職でも関わりがあった医療・ヘルスケアのジャンルで記事を書き始めました。現在もメインのジャンルは医療・ヘルスケアです。医療・ヘルスケア以外だと、金融やB2Bメディア、生活系のメディアとの業務委託もあります。

ライティングを始めて2,3年間は空いた時間で執筆する程度でしたが、2022年に第二子が幼稚園に入ったタイミングで本格的に取り組むようになりました。しっかりと依頼者が望む結果を出すために、SEOも一から学び、自分でもメディアを立ち上げてSEOのテクニックを磨きました。この経験が生きて、現在ではコンテンツマーケティングやSEOでも、お仕事をいただいています。現在は自分でライティングをするよりも、編集者の立場で仕事をすることが増えました。

医療・ヘルスケア記事で重要なのは「正確な情報」と「適切な表現」

――医療・ヘルスケアの記事を制作する際に気を付けていることはありますか?

一坊寺さん 医療・ヘルスケアのジャンルの記事は、健康に関する情報ですので、他のジャンルよりも情報の取り扱いには慎重になる必要があります。一次情報から引用できているか、論文などのエビデンスの確認はできているか、さらには適切な表現で情報発信ができているか、こうした点については特に気を付けています。適切な表現については、誤解されるような表現になっていないか、誇張するような表現になっていないか、特定の治療を推奨するような断定表現になっていないか、という確認はしっかりと行っています。

――正確性や表現の適切さは医療・ヘルスケアの記事では大変重要ですよね。記事に対して医師監修が欲しいのはどのようなケースでしょうか?

一坊寺さん 私の場合は、情報の正確さを確認してもらいたいという点が一番大きいですね。一次情報から情報を得ていても、それが実際の医療の現場と乖離がないのかという点については、私たちライターでは判断がつかないことも多くあります。公的な機関のWebページなどオンライン上で得た一次情報に、医療現場のリアルを反映できるとより安心できる記事になると思います。結果として読者の方にもメリットが多い記事を作ることができるので、私たちライターのクライアントにとっても良い結果につながります。実際に私たちがクライアントから記事制作の案件を依頼されるときに、「専門家が関与してほしい」というお願いを受けることはあります。

医師監修を実施するハードル

――医師監修で内容の確認をするとともに、医療現場のリアルな声を反映するのはとても有意義ですね。実際に医師監修を行う際にどのような苦労があるのでしょうか?

一坊寺さん 私の経験としては、医師をネット上から検索して、個別に監修の依頼をしたことはありません。元々繋がりがある先生にお願いすることはあります。ただ、知り合いの輪の中では、必ずしも記事に対してドンピシャで専門の先生がいるわけではありませんから、記事ごとに最適化できるという環境ではありません。

――記事制作を請け負っている立場としては、医師への監修コストによって利益が少なることも関係がありますか?

一坊寺さん 正直に言うと、関係は大いにあると思います。素直に考えれば、健康に関するコンテンツは全て医師や歯科医、場合によってはコメディカルの監修を受けるに越したことはないと思います。それが行われていないというのは、コストに見合うリターンが望めないから、ということもあるでしょう。ライターに制作を依頼しているメディア側がそこまでコストを割けないケースも少なくないからです。あとは記事制作は時間勝負の側面もあるので、時間とお金に余裕があれば、やるべきだと思います。

メディコレWEBによる医師監修は「医師の指摘のクオリティ」「スピード感」でライターに有益

メディコレWEBの医師監修について

――一坊寺さんは、弊社のオンライン医師監修サービス、メディコレWEBをご利用いただいてますが、ライターにとって有益だと感じましたか?

一坊寺さん メディコレWEBは私も利用させていただいたことがありますが、医師監修のスピード感と、医師から的確に回答をもらえる点が素晴らしいと思っています。先ほどもお伝えしたように、私たちライターは時間に追われていますので、時には1時間ほどでスピーディに監修結果と掲載可能なコメントを回答いただけるのは大変助かります。記事内容の指摘についても、細かく丁寧に行っていただき、表現への指摘までしてもらえます。公的な文書では書かれているが、実際の医療現場では使わない言葉など、医療従事者ないとわからないことへのアドバイスは本当にありがたいです。ここまでのクオリティの内容を、医師からスピーディに情報をもらうことは、通常ではあり得ないので。大変助かります。

――ありがとうございます。実はメディコレWEBでは、利用者の要望にお応えした新しい機能を最近追加したんです。医師や歯科医など医療従事者に対してQ&Aができる機能になります。コンテンツ制作のトピックの選定のアドバイスや、メーカーのプロモーション企画の妥当性の相談など利用ケースがありますが、ライターの方々にとっても有益でしょうか?

一坊寺さん SEOにマッチした構成を考えると、同じテーマの記事の内容がどうしても類似してしまうのは、どのライターも悩んでいるところだと思います。医師や歯科医などにアイディアの”壁打ち”をしながら記事を書くことができるのは、とても便利だと思います。ライターにとっては、色々と使える機能だと思います。実際に記事の構成案について悩むこともありますし、記事の企画も月に数本作らないといけないという事情もあります。月毎にテーマを考えないといけないので、企画を考えるところから医師と相談できるのは大変助かりますね。「医師と一緒に考えた企画です」とクライアントに伝えることで企画の信憑性や価値も向上すると思います。

医師監修でネックになる『3つのコスト』を解決するメディコレWEB

メディコレWEBは、完全にオンラインで完結できる医師監修サービスです。医師監修を実施する際にネックとなる3つのコストを最小化して監修を実施することができます。

医師監修でネックになる3つのコスト

  • 金銭的なコスト
    記事制作にかけられる予算は予め決まっているため、監修費用へのコストコントロールが重要になります。他の専門職と比べても一般的に医師の報酬は高額となるため、監修を諦めるケースもあります。
  • 人的なコスト
    通常の医師監修では、監修を完了するまでに人的なコストが多くかかることがあります。監修医師を見つけ出し、交渉し、監修結果を確認し、修正が必要な場合は再度依頼をするなど、最終的に検品するまでには大きな手間と時間がかかります。
  • 時間的なコスト
    臨床や研究で多忙な医師による監修は、監修時間の管理が難しい点があります。監修が終わらないと記事の公開に進めず、記事の公開スケジュールを乱してしまうこともあります。

医師監修のメリットや費用の相場については「メディコレNEWS|【医師監修について】メリットや費用相場、依頼方法」にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

今回の記事では、ライターの一坊寺さんにお話を伺い、コンテンツを制作するライターの目線から医師監修の重要性について紹介しました。メディコレWEBによるシンプルでスピーディな監修への評価や、医師や歯科医など医療従事者へのQ&Aを活用した企画の壁打ちのアイディアなど、ライターだからこそ分かる視点が多くありました。この記事をご覧になっている方も、ぜひ参考にしていただければと思います。

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