【ヘルスケア商品紹介】プラネタリーグッドな栄養補給「バナナの皮サプリメント」

健康意識の高まりから、日々多くのヘルスケア商品/サービスが開発され、消費者に向けて情報発信が行われています。この記事では、プレスリリースでは十分に語られることは少ない、開発者がどのような思いを持ってヘルスケア商品を作ったのか、についてフォーカスしてお話を伺っていきます。

本日お話を伺ったのは、「バナナの皮サプリメント」を提供する株式会社熊本青果物出荷組合の広報を請け負っている株式会社Willの堀可奈子さんです。

株式会社熊本青果物出荷組合

「作り手と食卓を繋ぎ､豊かな食生活を送っていただくこと」をミッションに掲げ、熊本県八代地域の農家が作った青果物を、鮮度にこだわりを持ちながら日本全国に提供している。また､誰もが豊かで健康的な暮らしを送ることのできる社会の実現を目指し､SDGs認証の取得をはじめとしたサステナブルな取り組みや､こども食堂の支援などを行う。熊本が育てた高級無農薬バナナ「国産やっちろ汐バナナ」の販売やバナナの皮を活用したサプリメントの提供も行っている。

「国産やっちろ汐バナナ」公式HPはこちら

完全無農薬栽培のバナナだからこそ出来た「バナナの皮サプリメント」を通じて、環境もカラダもやさしい社会に

➖➖本日はお時間をいただきありがとうございます！まず初めに、御社のプロダクトについて教えてください。

堀さん　熊本県産オーガニックバナナ「やっちろバナナ」の美味しく栄養が豊富な皮を使用したタブレットタイプのサプリメント「バナナの皮サプリメント」です。この「バナナの皮サプリメント」は、収穫後の「やっちろバナナ」の食べられる皮を粉末化したものにミドリ麹を配合し、タブレット製品にしました。ミドリ麹は株式会社ユーグレナが秋田県の種麹屋である秋田今野商店と共同開発した原料で、米麹に微細藻類ユーグレナを掛け合わせた特許取得技術の素材です。

➖➖本来捨てられてしまうバナナの皮を、健康のためのサプリメントにして有効活用されているのですね。このプロダクトのアピールポイントを教えてください。

堀さん　質問でも言及いただきましたが、バナナの皮を捨てることなくサプリメントに活用していることがポイントです。バナナの皮には食物繊維やビタミン、ミネラルなどが含まれています。さらに、これらの栄養素にミドリ麹を配合することで、お口をスッキリさせたり、おなかの調子を整えるなど、不足しがちな栄養素を補います。

➖➖このプロダクトを開発・販売に至るまでに、どのようなストーリーがあったのでしょうか？

堀さん　我々のバナナは完全無農薬で栽培している為、皮ごと食べることができます。一般的に、広く流通するバナナには農薬が使われているため､バナナの皮を食べる習慣は日本には根付いていません。しかし､無農薬栽培で育てられた希少グロスミッシェル種のやっちろ汐バナナは安全で､皮まで食べられるバナナです。このバナナの皮には、捨ててしまうにはもったいない食物繊維やビタミン､ミネラルなどの豊富な栄養素があります。を有効活用できないか､もっと気軽に摂取できないかを模索していました。

私たちは、栄養豊富で食べることができる「やっちろバナナ」の皮を有効活用できる用途をずっと模索していました。そこで今回たどり着いたのが、日常生活に手軽に取り入れることができるサプリメントです。

➖➖確かにバナナの皮を食べるという発想はありませんでした。プロダクトを開発した時の隠れたストーリーはありますか？

堀さん　国産バナナはオーガニックでひょっとしたら栄養もあって何かに使用できるのではないかと思い、プロダクト開発がスタートしています。色々と模索する中で､サプリメントなら日常生活に手軽に取り入れることができると考えました。そこで、ミドリムシのサプリメントで有名なユーグレナ社にコンタクトを。お話を重ねていく上で､ユーグレナ社が掲げるフィロソフィー「Sustainability First」に共感し､同社とバナナサプリメントの共同開発がスタートしました。今回ご紹介したバナナの皮を用いたサプリ以外に、バナナ葉のサプリも製造・販売しています。

➖➖このビジネスを通じて解決したい課題を教えてください。

堀さん　バナナの皮を捨てることなくサプリメントに活用することで、環境への負荷を少しでも軽減したいと思っています。そして、サプリメントを摂っていただくことで、不足しがちな栄養素を手軽に補い、人々の健康にもコミットしたいと考えています。子どもからお年寄りまで口に入れやすいように甘くお菓子みたいな味に拘りましたので、手軽に栄養を取り入れることができます。忙しい働く世代にも使用していただきたいですね。