【ヘルスケア商品紹介】医師・博士と協働したアンダーケア美容液「Femly Labo」
健康意識の高まりから、日々多くのヘルスケア商品/サービスが開発され、消費者に向けて情報発信が行われています。この記事では、プレスリリースでは十分に語られることは少ない、開発者がどのような思いを持ってヘルスケア商品を作ったのかについてフォーカスしてお話を伺っていきます。
本日お話を伺ったのは、株式会社ウェルクス代表の伊奈絵里佳さんです。
株式会社ウェルクス
「女性の個性が自信へと繋がり、輝く未来を創る」というミッションのもと創業。医師や薬学博士との協働により、女性特有の悩みに対応するフェムケア商品「Femly Labo」を開発・販売している。さらに、フェムテックに特化したメディア事業やPR事業を展開し、女性の健康とウェルビーイングを支援する活動も行う。また、社団法人と連携し、子宮頚がんに関する啓発・啓蒙活動も積極的に推進し、社会課題の解決にも取り組んでいる。
女性の健康とウェルビーイングを支援し、安心して輝ける未来へ
➖➖本日はお時間をいただきありがとうございます!まず初めに、御社のプロダクトについて教えてください。
伊奈さん 私たちが展開しているのは、「Femly Labo フェムリィラボ インナービューティエッセンスI」です。インナービューティエッセンスは、デリケートゾーンケアのために開発された新感覚の美容液です。高濃度の臍帯血由来ヒト幹細胞やエクオールを配合し、デリケートゾーンのpHバランスを整え、乾燥やにおいの悩みをケアします。使用感は軽く、1週間~10日に1回のケアで効果を実感しやすく、肌に優しい処方で安心して使えるのが特長です。ライフステージの変化に寄り添い、女性の美と健康を内側からサポートします。 エクオール・ヒト臍帯血由来幹細胞培養上清液、NMN、ヒアルロン酸、ビタミンC誘導体、プロテオグリカン配合。パラベンフリー。鉱物油、フェノキシエタノール、香料、色素は配合しておりません。
ターゲットは美しくなりたいと思う女性のため、頑張っている自分への特別なご褒美やスペシャルケアとして使用していただける女性全般です。エクオールが入っていることから更年期世代の注目度が高いです。更年期世代の課題は、ホルモンバランスの変化によるデリケートゾーンの不調、適切なケア方法への不安、自己ケアの習慣化の難しさ、エイジングケアへの関心が挙げられます。エクオールは女性ホルモンのエストロゲンに似た役割を果たしてくれます。
➖➖プロダクトの強みを教えてください。
伊奈さん 「Femly Labo インナービューティエッセンス」は、デリケートゾーンケアを目的に開発された新感覚の美容液です。高濃度の臍帯血由来ヒト幹細胞やエクオール、NMN、ヒアルロン酸を配合し、pHバランスを整え、乾燥やにおいの悩みをケアします。特に更年期に関連する女性の健康課題やセルフケアの習慣化の難しさに対応するため、科学的に効果が期待できる成分を厳選して配合しました。週1~10日に1回の使用で効果が感じられ、肌に優しい処方で安心して使えることが特長で、更年期世代だけでなく、幅広い年代の女性のライフステージに寄り添いながら、内側からのサポートを目指しています。
➖➖大きな訴求力を持つプロダクトなのですね。開発・販売に至るまでに、どのようなストーリーがあったのでしょうか?
伊奈さん 私は婦人科系の疾患で手術を受けた経験があり、このことがきっかけでヘルスケアの重要性に気づきました。そして、女性の健康を支えたいという強い思いが生まれ、ウェルクスを立ち上げました。前職の資生堂に在籍していた際は、多くの女性と接する機会があり、更年期症状に苦しみながらも、それを『我慢する』傾向が強い現状を目の当たりにしました。
厚生労働省の調査によると、更年期症状を自覚する女性のうち、医療機関を受診した人の割合は40代で約9.1%、50代で約11.6%にとどまっています。こうした調査結果から分かるように、多くの女性が『年齢的なものだから仕方がない』と考えて、適切なケアを受けていないのです。さらに、日常生活の忙しさから自分の体に割ける時間が少ないことが、受診率の低さに繋がっていると思いました。
更年期症状は我慢するべきではなく、正しいケアが必要です。そして、更年期を乗り越えるためには、自分の体に関心を持ち、変化に対応する知識を深めることが必要不可欠です。医療分野ではホルモン補充療法といった治療法もあるものの、受診のハードルや副作用への不安から、治療を受ける女性が限られています。より身近で取り組みやすいケア方法を提案する必要性を感じ、フェムケア商品「Femly Labo」の開発に至りました。
➖➖ご自身の経験が元になって立ち上げたビジネスなので、説得力がありますね。ビジネスを通じて解決したい社会課題はありますか?
伊奈さん 日本では年間60万人の女性が更年期症状に苦しんでおり、それによる経済的損失は4200億円とされています。更年期世代の女性は、症状を我慢しがちな一方で、医療機関への受診のハードルが高いことが課題です。「Femly Labo」は医師と連携するドクターズコスメとして開発され、クリニックやオンライン診療を通じての販売を主としています。そして、購入時に医師の診察を受けながら自分の体について理解を深めることができることを大事にしています。私は「Femly Labo」を通じて、医師と患者の架け橋となることを目指しています。
まとめ
今回は、株式会社ウェルクス代表の伊奈絵里佳さんにお話を伺いました。同社は、リプロダクティブヘルスアワード2024でリード企業に選ばれるなど、注目を集めるフェムテック企業です。「女性の健康を支える革新的な製品開発とともに、医師と連携した情報発信や子宮頚がんの啓発を通じ、女性が健やかに生活できる社会の実現に向けて取り組んでいる」と語る伊奈さんの活動に今後も注目が集まります。