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この記事はメディコレ監修医師による監修済みです。
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鼻中隔弯曲症とは、鼻を左右に隔てている鼻中隔が曲がっているために鼻づまり、鼻血などの症状が起きる状態です。
鼻がつまることでアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の悪化、頭痛、集中力の低下などをもたらし、仕事や勉強など日常生活に支障をきたすことがあります。
この記事では医師監修のもと、鼻中隔弯曲症とは何か、そして治療方法や治療費の目安について詳しく解説いたします。
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鼻中隔弯曲症とは、鼻を左右に隔てている鼻中隔が曲がっているために鼻づまり、鼻血などの症状が起きる状態です。
鼻がつまることでアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の悪化、頭痛、集中力の低下などをもたらし、仕事や勉強など日常生活に支障をきたすことがあります。
この記事では医師監修のもと、鼻中隔弯曲症とは何か、そして治療方法や治療費の目安について詳しく解説いたします。
鼻中隔弯曲症とは
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鼻中隔弯曲症とは、鼻中隔が曲がっているために鼻づまりなどの症状が起きる状態のことです。
鼻中隔が曲がっているだけでは鼻中隔弯曲症とは言わず、鼻づまりなどの症状が出て初めて鼻中隔弯曲症と診断されます。これは決して珍しいものではなく、成長に伴い誰しもが起こる可能性があります。
それでは、鼻中隔弯曲症について詳しくみていきましょう。
鼻中隔弯曲症の原因
鼻を左右に隔てているものが「鼻中隔」です。
この鼻中隔が何らかの影響で曲がってしまい症状が出るようになります。
鼻中隔は、軟骨の「鼻中隔軟骨」、骨の「篩骨(しこつ)正中板」「鋤骨(じょこつ)」から構成されます。
大人へと成長する時、軟骨は骨よりも成長スピードが速いため鼻中隔軟骨の方が大きくなり、鼻中隔軟骨が枠内に収まりきれず曲がってしまうのです。
また、鼻中隔自体だけでなく外鼻も関与しています。
外鼻とは顔の表面に出ている部分で、鼻翼軟骨、外側鼻軟骨、鼻骨、鼻中隔で構成されており、弯曲に関与するのは外側鼻軟骨と鼻骨です。
このほか、スポーツやケンカ、事故などで鼻に強い刺激が加わることで、鼻中隔が曲がってしまうこともあります。
鼻中隔弯曲症の症状
成長の過程や外傷などにより鼻中隔が曲がってしまうと、鼻腔は左右どちらかが狭くなってしまいます。
それにより以下のような症状があらわれることがあります。
鼻づまり
鼻血
頭痛、頭が重い感じ、集中力や注意力の低下
アレルギー性鼻炎の症状悪化
副鼻腔炎 など
鼻中隔弯曲症の代表的な症状として鼻づまりや鼻血が挙げられます。鼻腔が狭くなることで、空気の通りや鼻水の通りが悪くなり、鼻づまりを起こしやすくなります。
鼻づまりが起こることで嗅覚障害・味覚障害があらわれたり、呼吸が浅くなり頭痛や集中力の低下などの症状につながることもあります。
またアレルギー性鼻炎をお持ちの方は、鼻づまりの症状がひどくなりやすく、副鼻腔炎へと発展することもあります。
鼻中隔弯曲症を放置するとどうなる?
鼻中隔弯曲症を放置していると、慢性的な口呼吸となります。
口呼吸による影響で、頭痛や頭が重い感じ、集中力や注意力の低下を起こすようになり、仕事や勉強、スポーツなど日常生活に支障をきたしてきます。
鼻中隔弯曲症の症状があるのであれば、耳鼻咽喉科で適切な治療を受けるようにしましょう。
鼻中隔弯曲症の治療について
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鼻中隔弯曲症は、鼻中隔が曲がっていることが原因で症状が出現した状態です。
鼻中隔は軟骨と骨からできており、この軟骨が曲がっているため完治させるためには手術を行う必要があります。しかし最初から手術を検討するわけではなく、まずは薬物療法で辛い症状をコントロールすることが一般的です。
薬物療法
鼻中隔弯曲症の最初の治療は薬物療法であることがほとんどです。
長期間の薬物療法は症状を悪化させることもありますので、定期的な医師の診察が必要となります。
薬物療法では、症状にあわせて主に以下のような薬が使用されます。
点鼻薬(抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、ステロイドなど)
内服薬(抗炎症薬、抗生剤、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬など)
ネブライザー(吸入器)療法
これらの治療を行っても症状の改善がみられない場合や、湾曲が強く日常生活に支障をきたす場合には手術が検討されます。
外科治療
鼻中隔は軟骨と骨からできており、軟骨が曲がって症状が出現していることから、手術で軟骨の曲がりに対応する以外、完治する方法はありません。
外科治療は骨の成長が終わる思春期以降(17〜18才頃以降)に受けることが推奨されています。
外科治療の方法は「鼻中隔矯正術」といわれるもので、鼻の穴から近い部分を切開し、曲がっている部分の軟骨や骨を切り取り真っ直ぐにします。
現在では、内視鏡を使用して行われることがほとんどです。
鼻中隔弯曲症の場合、下鼻甲介が腫れて大きくなっていることも多く、鼻中隔矯正術と同時に下鼻甲介の粘膜や骨を切除して鼻の通りを良くさせることもあります。
さらに慢性副鼻腔炎を併発している場合には、その手術を同時に行うこともあります。
鼻中隔弯曲症の手術は、日帰りまたは2~7日程度の入院で行われます。体の状態や手術内容によって決定されますので、詳しくは医師とご相談ください。
治療費の目安
鼻中隔弯曲症の治療費はすべて健康保険が適用されます。3割負担の場合の治療費の目安は以下の通りです。
鼻中隔弯曲症の治療費目安(3割負担の場合)
薬物療法:
診察+薬剤:2,000円程度
外科治療:
日帰り:3〜5万円程度
入院:5〜10万円程度
入院費用は入院期間や差額ベッド代などにより変動します。なお費用が高額となった場合には、高額療養費制度の対象となります。
まとめ
鼻中隔弯曲症は、鼻を左右に隔てている鼻中隔が曲がることによって鼻腔が狭くなり、鼻づまりなどの症状が出てきた状態です。鼻中隔の弯曲は成長に伴い発生するものですが、症状が出なければ問題はありません。
鼻中隔弯曲症により鼻づまりなどの症状があらわれ、そこから頭痛・頭の重い感じ、集中力や注意力の低下、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の悪化などにつながり、日常生活に支障をきたすようになります。
鼻中隔弯曲症を完治させるためには手術しかありませんが、まずは症状をコントロールするために薬物療法からスタートさせることが一般的です。
気になる症状があれば、早めに耳鼻咽喉科を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。
鼻中隔弯曲症とは
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鼻中隔弯曲症とは、鼻中隔が曲がっているために鼻づまりなどの症状が起きる状態のことです。
鼻中隔が曲がっているだけでは鼻中隔弯曲症とは言わず、鼻づまりなどの症状が出て初めて鼻中隔弯曲症と診断されます。これは決して珍しいものではなく、成長に伴い誰しもが起こる可能性があります。
それでは、鼻中隔弯曲症について詳しくみていきましょう。
鼻中隔弯曲症の原因
鼻を左右に隔てているものが「鼻中隔」です。
この鼻中隔が何らかの影響で曲がってしまい症状が出るようになります。
鼻中隔は、軟骨の「鼻中隔軟骨」、骨の「篩骨(しこつ)正中板」「鋤骨(じょこつ)」から構成されます。
大人へと成長する時、軟骨は骨よりも成長スピードが速いため鼻中隔軟骨の方が大きくなり、鼻中隔軟骨が枠内に収まりきれず曲がってしまうのです。
また、鼻中隔自体だけでなく外鼻も関与しています。
外鼻とは顔の表面に出ている部分で、鼻翼軟骨、外側鼻軟骨、鼻骨、鼻中隔で構成されており、弯曲に関与するのは外側鼻軟骨と鼻骨です。
このほか、スポーツやケンカ、事故などで鼻に強い刺激が加わることで、鼻中隔が曲がってしまうこともあります。
鼻中隔弯曲症の症状
成長の過程や外傷などにより鼻中隔が曲がってしまうと、鼻腔は左右どちらかが狭くなってしまいます。
それにより以下のような症状があらわれることがあります。
鼻づまり
鼻血
頭痛、頭が重い感じ、集中力や注意力の低下
アレルギー性鼻炎の症状悪化
副鼻腔炎 など
鼻中隔弯曲症の代表的な症状として鼻づまりや鼻血が挙げられます。鼻腔が狭くなることで、空気の通りや鼻水の通りが悪くなり、鼻づまりを起こしやすくなります。
鼻づまりが起こることで嗅覚障害・味覚障害があらわれたり、呼吸が浅くなり頭痛や集中力の低下などの症状につながることもあります。
またアレルギー性鼻炎をお持ちの方は、鼻づまりの症状がひどくなりやすく、副鼻腔炎へと発展することもあります。
鼻中隔弯曲症を放置するとどうなる?
鼻中隔弯曲症を放置していると、慢性的な口呼吸となります。
口呼吸による影響で、頭痛や頭が重い感じ、集中力や注意力の低下を起こすようになり、仕事や勉強、スポーツなど日常生活に支障をきたしてきます。
鼻中隔弯曲症の症状があるのであれば、耳鼻咽喉科で適切な治療を受けるようにしましょう。
鼻中隔弯曲症の治療について
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鼻中隔弯曲症は、鼻中隔が曲がっていることが原因で症状が出現した状態です。
鼻中隔は軟骨と骨からできており、この軟骨が曲がっているため完治させるためには手術を行う必要があります。しかし最初から手術を検討するわけではなく、まずは薬物療法で辛い症状をコントロールすることが一般的です。
薬物療法
鼻中隔弯曲症の最初の治療は薬物療法であることがほとんどです。
長期間の薬物療法は症状を悪化させることもありますので、定期的な医師の診察が必要となります。
薬物療法では、症状にあわせて主に以下のような薬が使用されます。
点鼻薬(抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、ステロイドなど)
内服薬(抗炎症薬、抗生剤、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬など)
ネブライザー(吸入器)療法
これらの治療を行っても症状の改善がみられない場合や、湾曲が強く日常生活に支障をきたす場合には手術が検討されます。
外科治療
鼻中隔は軟骨と骨からできており、軟骨が曲がって症状が出現していることから、手術で軟骨の曲がりに対応する以外、完治する方法はありません。
外科治療は骨の成長が終わる思春期以降(17〜18才頃以降)に受けることが推奨されています。
外科治療の方法は「鼻中隔矯正術」といわれるもので、鼻の穴から近い部分を切開し、曲がっている部分の軟骨や骨を切り取り真っ直ぐにします。
現在では、内視鏡を使用して行われることがほとんどです。
鼻中隔弯曲症の場合、下鼻甲介が腫れて大きくなっていることも多く、鼻中隔矯正術と同時に下鼻甲介の粘膜や骨を切除して鼻の通りを良くさせることもあります。
さらに慢性副鼻腔炎を併発している場合には、その手術を同時に行うこともあります。
鼻中隔弯曲症の手術は、日帰りまたは2~7日程度の入院で行われます。体の状態や手術内容によって決定されますので、詳しくは医師とご相談ください。
治療費の目安
鼻中隔弯曲症の治療費はすべて健康保険が適用されます。3割負担の場合の治療費の目安は以下の通りです。
鼻中隔弯曲症の治療費目安(3割負担の場合)
薬物療法:
診察+薬剤:2,000円程度
外科治療:
日帰り:3〜5万円程度
入院:5〜10万円程度
入院費用は入院期間や差額ベッド代などにより変動します。なお費用が高額となった場合には、高額療養費制度の対象となります。
まとめ
鼻中隔弯曲症は、鼻を左右に隔てている鼻中隔が曲がることによって鼻腔が狭くなり、鼻づまりなどの症状が出てきた状態です。鼻中隔の弯曲は成長に伴い発生するものですが、症状が出なければ問題はありません。
鼻中隔弯曲症により鼻づまりなどの症状があらわれ、そこから頭痛・頭の重い感じ、集中力や注意力の低下、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の悪化などにつながり、日常生活に支障をきたすようになります。
鼻中隔弯曲症を完治させるためには手術しかありませんが、まずは症状をコントロールするために薬物療法からスタートさせることが一般的です。
気になる症状があれば、早めに耳鼻咽喉科を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。
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矢富 正徳(やとみクリニック)
医師のコメント
鼻中隔弯曲症は鼻の内視鏡とCT検査で判断をします。鼻つまりの原因となることが多く、はじめはアレルギー性鼻炎のお薬などで粘膜の腫れを改善して対応することが多いです。しかし曲がりの程度が大きいとお薬による治療では限界があります。近年では手術は内視鏡を用いて、鼻の孔から操作を行うため顔の表面などに切開線は残さず行うことができます。手術は多くの病院では全身麻酔で入院が必要ですが、一部では局所麻酔、日帰りで行っているところもあります。手術に際しては、耳鼻咽喉科専門医、執刀予定医の意見をお聞きいただいた上で判断をされることが必要です。
医師のコメント
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矢富 正徳(やとみクリニック)
鼻中隔弯曲症は鼻の内視鏡とCT検査で判断をします。鼻つまりの原因となることが多く、はじめはアレルギー性鼻炎のお薬などで粘膜の腫れを改善して対応することが多いです。しかし曲がりの程度が大きいとお薬による治療では限界があります。近年では手術は内視鏡を用いて、鼻の孔から操作を行うため顔の表面などに切開線は残さず行うことができます。手術は多くの病院では全身麻酔で入院が必要ですが、一部では局所麻酔、日帰りで行っているところもあります。手術に際しては、耳鼻咽喉科専門医、執刀予定医の意見をお聞きいただいた上で判断をされることが必要です。
事例の紹介
医師監修の専門メディア メディコレNEWS
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