「予防と正しい知識で健康な社会を実現したい」脳神経外科専門医・伊藤たえ先生の思い

「予防と正しい知識で健康な社会を実現したい」脳神経外科専門医・伊藤たえ先生の思い

2025年6月9日
「予防と正しい知識で健康な社会を実現したい」脳神経外科専門医・伊藤たえ先生の思い

「予防と正しい知識で健康な社会を実現したい」脳神経外科専門医・伊藤たえ先生の思い

2025年6月9日

株式会社メディコレが目指す、誰もが安心できる医療情報に触れることができる社会には、情報を監修する医師の力が欠かせません。今回は、菅原クリニック東京脳ドック院長の伊藤たえ先生にお話を伺いました。

株式会社メディコレが目指す、誰もが安心できる医療情報に触れることができる社会には、情報を監修する医師の力が欠かせません。今回は、菅原クリニック東京脳ドック院長の伊藤たえ先生にお話を伺いました。

予防と正しい知識で健康な社会を実現したい」脳神経外科専門医としての思い

――本日はお時間いただきありがとうございます!まず初めに、先生が医師を志した理由を教えてください。

伊藤先生 医師になりたいと思ったきっかけは、8歳で父親が亡くなったことでした。あとは、通っていた学校が医師を目指す同級生が多い学校でしたので、進路について相談に乗ってもらった結果、私も医学部を目指すことにしました。

――現在の専門に進んだ理由はありますか?

伊藤先生 神経に関する診療科に進みたかったので、神経内科か脳外科のどちらかが選択肢でした。私は手先が器用でしたので、最終的に脳神経外科を専門にすることを決めました。大学で働いていた頃は、脳神経の研究をすることに楽しみを覚えていましたが、現在はクリニックで臨床をしているので、疾患を早期発見して治療につなげることに喜びを感じています。

――クリニックではどのような診察が多いですか?

伊藤先生 今私が院長を務めているクリニックは、元々は脳ドック専門のクリニックです。ですから、今も脳ドックがメインですね。それ以外ですと、頭痛やめまい、認知症の方が来院しています。脳ドック以外ですと、患者さんの数が多いのは頭痛です。最近はスマホやパソコンを長時間使うことによる頭痛も増えている印象です。

――先生が臨床で大事にしていることはありますか?

伊藤先生 受診してくださった患者さんは、不安を抱えています。私から丁寧に症状などについて説明することで、心配を取り除き、症状を緩和することを心がけています。ただ情報を伝えるだけではなく、相手がきちんと理解できているのか、都度確認しながら行っています。

――先生が臨床で印象に残っていることはありますか?

伊藤先生 頭痛に悩んでいる患者さんが、当院を受診したことで「生活しやすくなって良かった」と治療に満足してもらえると嬉しいです。患者さんにもいろいろなタイプの方がいらっしゃって、検査で異常がなかったことが分かっただけで元気になられる方もいれば、不安がなかなか取れない方もいます。

あとは、若い方でしたが、酔っ払って怪我して大したことがないと思ったら、脳内の出血があった方もいらっしゃいましたね。酔っ払って頭を打った後にぼーっとしてしまうとか、階段から落ちて怪我をする、塀を乗り越えようとして落ちてしまうなど、酔っ払って怪我をしたケースが少なくないですね。

――先生が気になっていることや、現在チャレンジしていることを教えてください。

伊藤先生 医療制度について、特に保険診療制度が今後大丈夫なのか気になっています。私の個人的な意見としては、保険診療と自由診療を織り交ぜた混合診療も視野に入れていかなければならないのではないかと感じています。

チャレンジしたいことは、今はメディコレWEBなどで記事監修を行ったり、コラムの執筆もしていますが、将来的には本を書きたいと思っています。実は小説家になることに憧れがあるのです。

また、企業とコラボして様々な取り組みを行っていきたいです。具体的に今動いているのは、ある企業と高齢者施設などにフォーカスしたプロテインを共同開発しています。

――先生には普段からメディコレWEBで医師監修にご協力いただいていますが、医師が監修に協力する意義を教えてください。

伊藤先生 フェイクニュースを信じている方は結構いると思います。アクセス数が多いメディアの記事で、医学的に間違えた記事を書くと、多くの人が誤った情報に触れてしまい、間違った知識を持ってしまいます。また、アクセス数が多い記事で間違えた情報が掲載されると、それを引用して次々と間違えた記事が作られてしまうことも問題です。ですから、医師監修を行って、医学的に正しい情報を公開していくことは、とても重要です。

――先生のVISIONを教えてください。

伊藤先生 私

は予防と正しい知識で健康な社会を実現したいです。誰もが病気になりたくないと思っていますが、そのためには予防と正しい知識が必要不可欠です。正しい知識を持って、定期検査を受けてもらうことが望ましいと考えています。

健康に基づいた生活が習慣化すると、色々な医療的負担も削減できるので、将来的に子供達の世代のためにもなると思います。このままでは医療制度が破綻し、子供世代の医療がどうなるのか心配ですので、なんとかしないといけません。

―最後に、この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします

伊藤先生 現代社会は、ストレス社会とも言われています。この記事を読んでいるみなさんも、メンタルヘルスには気をつけてほしいです。また、脳ドックにご興味がある方は、ぜひ当院で脳ドックを受けてみてください。

予防と正しい知識で健康な社会を実現したい」脳神経外科専門医としての思い

――本日はお時間いただきありがとうございます!まず初めに、先生が医師を志した理由を教えてください。

伊藤先生 医師になりたいと思ったきっかけは、8歳で父親が亡くなったことでした。あとは、通っていた学校が医師を目指す同級生が多い学校でしたので、進路について相談に乗ってもらった結果、私も医学部を目指すことにしました。

――現在の専門に進んだ理由はありますか?

伊藤先生 神経に関する診療科に進みたかったので、神経内科か脳外科のどちらかが選択肢でした。私は手先が器用でしたので、最終的に脳神経外科を専門にすることを決めました。大学で働いていた頃は、脳神経の研究をすることに楽しみを覚えていましたが、現在はクリニックで臨床をしているので、疾患を早期発見して治療につなげることに喜びを感じています。

――クリニックではどのような診察が多いですか?

伊藤先生 今私が院長を務めているクリニックは、元々は脳ドック専門のクリニックです。ですから、今も脳ドックがメインですね。それ以外ですと、頭痛やめまい、認知症の方が来院しています。脳ドック以外ですと、患者さんの数が多いのは頭痛です。最近はスマホやパソコンを長時間使うことによる頭痛も増えている印象です。

――先生が臨床で大事にしていることはありますか?

伊藤先生 受診してくださった患者さんは、不安を抱えています。私から丁寧に症状などについて説明することで、心配を取り除き、症状を緩和することを心がけています。ただ情報を伝えるだけではなく、相手がきちんと理解できているのか、都度確認しながら行っています。

――先生が臨床で印象に残っていることはありますか?

伊藤先生 頭痛に悩んでいる患者さんが、当院を受診したことで「生活しやすくなって良かった」と治療に満足してもらえると嬉しいです。患者さんにもいろいろなタイプの方がいらっしゃって、検査で異常がなかったことが分かっただけで元気になられる方もいれば、不安がなかなか取れない方もいます。

あとは、若い方でしたが、酔っ払って怪我して大したことがないと思ったら、脳内の出血があった方もいらっしゃいましたね。酔っ払って頭を打った後にぼーっとしてしまうとか、階段から落ちて怪我をする、塀を乗り越えようとして落ちてしまうなど、酔っ払って怪我をしたケースが少なくないですね。

――先生が気になっていることや、現在チャレンジしていることを教えてください。

伊藤先生 医療制度について、特に保険診療制度が今後大丈夫なのか気になっています。私の個人的な意見としては、保険診療と自由診療を織り交ぜた混合診療も視野に入れていかなければならないのではないかと感じています。

チャレンジしたいことは、今はメディコレWEBなどで記事監修を行ったり、コラムの執筆もしていますが、将来的には本を書きたいと思っています。実は小説家になることに憧れがあるのです。

また、企業とコラボして様々な取り組みを行っていきたいです。具体的に今動いているのは、ある企業と高齢者施設などにフォーカスしたプロテインを共同開発しています。

――先生には普段からメディコレWEBで医師監修にご協力いただいていますが、医師が監修に協力する意義を教えてください。

伊藤先生 フェイクニュースを信じている方は結構いると思います。アクセス数が多いメディアの記事で、医学的に間違えた記事を書くと、多くの人が誤った情報に触れてしまい、間違った知識を持ってしまいます。また、アクセス数が多い記事で間違えた情報が掲載されると、それを引用して次々と間違えた記事が作られてしまうことも問題です。ですから、医師監修を行って、医学的に正しい情報を公開していくことは、とても重要です。

――先生のVISIONを教えてください。

伊藤先生 私

は予防と正しい知識で健康な社会を実現したいです。誰もが病気になりたくないと思っていますが、そのためには予防と正しい知識が必要不可欠です。正しい知識を持って、定期検査を受けてもらうことが望ましいと考えています。

健康に基づいた生活が習慣化すると、色々な医療的負担も削減できるので、将来的に子供達の世代のためにもなると思います。このままでは医療制度が破綻し、子供世代の医療がどうなるのか心配ですので、なんとかしないといけません。

―最後に、この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします

伊藤先生 現代社会は、ストレス社会とも言われています。この記事を読んでいるみなさんも、メンタルヘルスには気をつけてほしいです。また、脳ドックにご興味がある方は、ぜひ当院で脳ドックを受けてみてください。

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